(1)葺き替え工事前の瓦屋根です。
(2)瓦と葺き土を撤去いたしました。ホコリを立てないように手作業にて行います。
(3)屋根地板の状態を確認し、必要に応じ屋根下地の張替え・補強をします。
(4)屋根の下地材・ルーフイングを貼っていきます。縦に溝がついているので、工事中の急な雨でも防水できるようになっています。
(5)防腐材の横桟木を垂木に釘で打ちます。(断熱材を入れることも可能です)
(6)縦桟木を釘で打ちます。縦桟木を打つことにより瓦が安定し、防災機能(耐風・耐震)が強化します。
(7)不陸を直して、屋根地の修整をします。
(8)不陸を直すことにより、瓦葺き替え工事後は綺麗な屋根に仕上がります。三角のカイモノ(パッキン)も釘で固定します。
(9)壁地がモルタルの場合、前に葺いてあった瓦と新しく葺く瓦の形が合わないため、モルタルを切ります。切ったモルタルの上から、ガルバリウム鋼板の軒先水切りを釘で打ちます。
(10)らくらくメンドを打って、スズメやコウモリの侵入を防ぎます。
(11)軒先の瓦はステンレス製7釘とステンレス製スパイラル釘2本で、ガッチリ固定します。これで台風が来ても地震が来ても、恐くありません。
(12)桟瓦は全数ステンレス製スパイラル釘で固定して工事いたします。
(13)弊社のオリジナル棟工法に使う棟金具です。この金具を使うため、地震や台風が来ても、棟の冠瓦が落下することはありません。
(14)1m以内の間隔で棟木に金具を打ち、防錆テープを巻いた鉄筋と緊結します。
(15)錆びにくいホルマル被覆銅線を鉄筋から出していますので、長い年月の風雨にも安心していただけます。
(16)のし瓦もホルマル被覆銅線でくくり合いします。
(17)冠瓦を銅線で緊結しながら葺いて、屋根葺きは完了です。
(18)TVのアンテナも元の位置に戻します。